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FP3級では大きく分けて6分野を勉強します。一番最初の分野は「ライフプランニングと資金計画」です。
ライフプランニングと資金計画ってどんなこと学ぶの?
学ぶことで生活に何か役立つの?
今回は「ライフプランニングと資金計画」ではどんなことを学び、どんなメリットがあるかざっくりまとめてみました。
これからFP3級の勉強を始めようとしてる方や、勉強に行き詰まっている方の何かヒントになれば幸いです。
・「ライフプランニングと資金計画」で学ぶこと
・学ぶことのメリット
・実生活での活かし方
「ライフプランニングと資金計画」で学ぶこと
「ライフプランニングと資金計画」で学ぶことは大きく分けて以下の4つです。
・ライフプランニングのやり方
・社会保障について
・年金について
FファイナンシャルPプランナーとは、
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
日本FP協会「ファイナンシャルプランナー(FP)とは」https://www.jafp.or.jp/aim/fptoha/fp/
つまり、相談者の将来の夢や目標、現状のお金の不安に対して「お金の知識」を使って、解決策をアドバイスするお仕事です。
FPという仕事で守るべきことややってはいけないことを学ぶことができます。
基本的なFPの仕事のルールが学べます
ライフプランニングとは、将来「子どもは何人欲しい」「マイホームはこの時期には欲しい」「老後はこんな生活がしたい」などの夢や目標を叶えるための人生の設計計画をいいます。
ライフプランニングを行うために役立つツールは以下の3つです。
- ライフイベント表
- 自分や家族のライフイベント(車購入や、入学、卒業など)や将来必要な資金を時系列にまとめたもの
- キャッシュフロー表
- 今後のライフイベントと現在の収支状況をもとに将来の収支状況と貯金額の予想をまとめたもの
- 個人バランスシート
- 一定時点における資産と負債のバランスを見るための表
以上の3つのツールを作成することで家計の現状把握と将来必要な資金計画を立てることができます。
私も実際にFP3級の知識を使って「ライフイベント表」「キャッシュフロー表」「個人バランスシート」を作ってみました。正直、作ることはできるけどめちゃくちゃめんどくさくて大変でした。
わざわざ自分で作るのはめんどくさい!って方はプロにお任せするのもオススメです。
実際にライフプランニングを行うと将来の漠然とした不安を解消することができます。
私は、プロのFPの方に作成を依頼してみました。
自分で作成した実体験とプロにお任せした実体験については後日記事にしようと思います。
FP3級の勉強で6つの係数を覚えるのにつまづく方は多いようです。
6つの係数は将来お金がどれくらい増えるか、将来いくらお金が必要かなどシミュレーションするための係数です。
- 終価係数
- 現在ある資金を複利運用したとき将来いくらになるのかがわかる
- 現価係数
- 将来の目標額に到達するには、現在手元にいくら必要かがわかる
- 年金終価係数
- 現在積み立てできる金額から、将来いくらになるかがわかる
- 減債基金係数
- 将来の目標金額を貯めるために必要な毎年の積立額がわかる
- 資本回収係数
- 現在ある資金を一定期間で取り崩した場合、毎年いくらずつ受け取れるかわかる
- 年金現価係数
- 毎年一定額受け取るために現在いくらあればいいかわかる
「教育資金」「住宅資金」「老後資金」は人生の三大資金といわれるほど大きくお金がかかります。FP3級の第1章では人生の三大資金を準備するために利用できる制度や備え方が学べます。
教育・住宅ローンの種類や老後の生活費の目安がわかれば将来のシミュレーションがしやすいです。
借金はなるべくしたくありませんが夢を叶えるためにローンを利用する選択肢もあります
保険には国が運営している公的保険と、民間による私的保険があります。この分野では公的保険について学ぶことができます。
・医療保険
・介護保険
・年金保険
・労災保険
・雇用保険
国の社会保障をしっかり学ぶことで、余計な保険に入らずに済みます。また、国の制度を理解しておけば「病気になったとき」「働けなくなったとき」など何か起こったときどのくらいの保障が受けられるか予想が立てやすいです。
日本の社会保障についてもっと早く知っておけば余計な保険に入らずに済んだのになーと思います(ほぼ解約済み)
私的保険についてはFP3級の第2章「リスク管理」で詳しく学びます。
🔻「リスク管理」についてざっくりまとめた記事はこちらです🔻
年金って聞くと「老後にもらえるお金でしょ?」と思われてる方は多いはず。(私はそう思ってました)しかし、年金は以下の3つのパターンで給付を受けることができます。
- 老齢給付…年金がもらえる年齢に達したときにもらえる年金
- 障害給付…病気やケガで障がい者になったときにもらえる年金
- 遺族給付…年金を払ってた人が亡くなったときにもらえる年金
年金をしっかり払っていれば、不幸が起きたときに給付を受けることができます。私の場合、子供が2人いるので夫が亡くなったときは、基礎年金で年額123万300円(2022年3月時点)受け取れます。
子供の人数 | 基本年金額 | 基礎年金額 (年額) | ||||
0人 | ー | ー | ー | ー | ー | 0 |
1人 | 780,900 | 224,700 | ー | ー | ー | 1,005,600 |
2人 | 780,900 | 224,700 | 224,700 | ー | ー | 1,230,300 |
3人 | 780,900 | 224,700 | 224,700 | 74,900 | ー | 1,305,200 |
4人 | 780,900 | 224,700 | 224,700 | 74,900 | 74,900 | 1,380,100 |
※年金は年6回偶数月にに2ヶ月分支払われます。
「ライフプランニングと資金計画」を学ぶメリット
FP3級の第1章「ライフプランニングと資金計画」で学ぶメリットは以下の3つです。
・今後の人生の予想を立て備えるきっかけになる
・もしものとき国からもらえるお金を把握できる
FP3級の勉強をしている方がみんなプロのFPを目指しているわけではないと思います。私も決してプロのFPを目指してFP3級の勉強を始めたわけではありません。
しかし、プロのFPの仕事内容がわかれば、自分でライフプランニングと資金計画を立てて家計の見直しをすることができます。
また、FP3級の知識だけで家計改善をするのは大変な部分もあります。そんなときは、プロのFPにお願いするのも一つの手です。FPの仕事がどういったものか知ったうえで、プロのFPに相談した方がより有効な家計改善が見込めます。
「ライフイベント表」「キャッシュフロー表」「個人バランスシート」を実際に作ってみると現状把握と将来の予想を立てることができます。
ただ、「ライフイベント表」「キャッシュフロー表」「個人バランスシート」を自分で作るのは慣れていないととても大変です。とはいえ、将来の漠然とした不安を払拭するためには一度は作ってみた方が家計改善につながります。そこで、自分で作るのが難しい場合はプロに任せてみましょう。
🔻実際に私もプロの方に家計の相談をしてみました。🔻(記事更新後リンク貼ります)
プロのFPに有料で家計相談してみた(仮タイトル)
プロのFPに無料で家計相談してみた(仮タイトル)
「病気・ケガしたら」「働けなくなったら」「亡くなったら」など、人生において不安はつきません。「何か」が起きたときにはお金が必要です。
もしものときにどれくらいお金がもらえてあとどれくらいあれば安心できるか把握しておけば必要以上に不安に感じずに済みます。
私の場合、結婚したてのときに「保険さえ入っとけば安心」と思い、必要以上に保険に入りお金を無駄にしました。もしものときに国からいくらもらえるか把握できれば無駄に備える必要はありません。必要な分だけ備えて余計な出費を抑えれば、今の生活を充実させることができます。
まとめ:「ライフプランニングと資金計画」を学んで現状把握と改善をしよう
FP3級一番最初の章で学べることは大きく分けて以下4つです。
・ライフプランニングのやり方
・社会保障について
・年金について
FP3級の第1章では「家計を分析して計画を立てる方法」「もしものときに使える国の制度」が学べます。
FP3級では表面的なことしか学べないと批判的な意見もあります。しかし、FP3級で網羅的に学習することで自分にとって特に必要な部分や興味があることを深く調べるきっかけになるのではないでしょうか。
ぜひFP3級で得た学びを実生活で活かしてください。
🔻FP3級の6つの分野を学ぶメリットは以下の記事でまとめています🔻