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試験日が近づくにつれ、会場の様子や当日の過ごし方など気になる方は多いのではないでしょうか。
試験当日みんなお昼ごはんどうしたんだろう?
試験会場ってどんな感じ?
慣れない場所での受検に不安を感じる方は多いはず。
私は2021年5月にFP3級を受検しました。
コロナ禍での受検は感染予防対策のため、戸惑う場面が多々ありました。主に換気や消毒のための待機時間です。
今回は、私の実体験を元に試験1週間前から合格発表までの流れを解説していきます。
・試験1週間前〜当日、合格発表までの流れ
・コロナ禍での試験会場の様子
・試験当日気をつけるポイント
試験当日の様子を把握すれば安心して試験に挑めます
【試験1週間前〜前日までの過ごし方】過去問が重要!
私は試験1週間ほど前から本格的に本番に向けて準備を進めました。この一週間をどう過ごすかによって試験の結果が変わると言っても過言ではありません。また、当日必要なものの準備をこの時期から徐々に進めていくとよいでしょう。
試験直前の学習は過去問が有効です。私は試験1週間前にはとにかく過去問を繰り返し解き、間違えた問題を完璧に答えられるようにしました。
過去問はFP協会・きんざいの公式HPで無料で閲覧することができます。
ただ、公式HPでは解答・解説はありません。
「お金の寺子屋」というサイトで過去問の解答と解説があるのでよく活用していました。
「お金の寺子屋」とはCFP6科目同時合格者が運営するwebスクール。
FP2級までの全論点の動画解説ほか、充実した練習問題と過去問対策が無料で利用できます。
お金の寺子屋
※CFP…北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界25カ国・地域(2021年3月現在)で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言えるもの
また、家事をしながらお金の寺子屋のYoutubeチャンネルで苦手な分野を繰り返し聞き流してました。
お金の寺子屋を利用する受験生は多いです
試験前日に準備するものは以下のとおりです。
・交通機関のチェック
・持ちものチェック
・体調を整える
試験会場への道のりで交通機関を使う方は電車やバスの発着時間を確認しておきましょう。
試験会場へは原則、車での来場はできません。発覚した場合、受検資格を失う恐れがあります。
私はジョルダンの乗り換え案内を利用しました。また、Yahoo!乗換案内も使いやすそうです。
予定時刻より早めに到着したり遅れたりする場合に備えて1本前・1本後も合わせて調べました。
調べた乗換案内はスクリーンショットで撮っていつでも見返せるようにしておきます。電波が悪い場所でもすぐに確認できるのでオススメです。
また、帰りの乗換案内も前日のうちに調べました。試験当日は慣れない場所で長時間拘束となるため想像以上に疲れます。
スムーズに帰宅するために往復の交通機関の時刻も前日のうちに調べておきましょう。
私が実際に持っていったものは以下の通りです
- 筆記用具(ペンケース・シャーペン×2本・シャープペン芯・消しゴム・鉛筆2本)
- 水筒(後述しますがペットボトル飲料がおすすめ)
- 受検票
- テキスト
- 電卓
- スマホ
- 時計
- 財布
- 鍵
- 飴
- 朝食&昼食
- マスク
- ハンカチ
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
🔻事前準備のチェック項目はこちらの記事で詳しく記載しています🔻
FP3級試験|受検当日持ちものチェックリスト【ダウンロード&印刷可能】試験前日は緊張してなかなか寝付けませんでしたが、とにかく早く寝ることを心がけました。
私の場合、家を出発してから帰宅するまでトータルで約8時間を要しました。
睡眠不足ですと体力が持ちませんし、本来の実力を発揮できません。体調を整えるためにも良質な睡眠をとるよう工夫しましょう。
【当日朝〜試験会場への道のり】朝食は食べよう!
いよいよ試験当日です。失敗しないために事前準備は必要ですが、体調がいい状態で遅刻せずに試験会場に到着してしまえば試験は受けられます。
私の場合、前日から気が張りすぎてしまい、朝の時点で気疲れしていました。
当日の朝は、緊張のせいか食欲がなかったため朝食は持参することにしました。しかし、結局食べるタイミングがなく空腹のまま試験を受けることになってしまいました。朝食はしっかり食べてから出発することを強くオススメします。
お昼ごはんも外食せずに持参することにしました。
・優柔不断でどこで食べるか決めるのに疲れる
・休日のお昼時の飲食店は混雑が予想される
・移動に時間がかかる(その時間復習したい)
・節約のため
・蒸しパン
・おにぎり2個
・ミックスナッツ
・飴
・水筒(500ml)
テキストなどで復習しながらお昼ごはんを食べてる受験生が多かったです
自宅から駅まで20分、電車で試験会場まで乗り換え2回で60分、片道合計約80分でした。
私はFP協会の試験を受験しました。きんざいでの受験ですと受験地が多いため自宅近くの試験会場になりやすいかもしれません。
🔻FP協会と金財の違い、試験会場の開催地についてはこちらの記事で紹介してます🔻
電車に乗ってる間は持参したテキストで復習しました。あらかじめ直前に復習するテキストやノートは決めておきましょう。普段使っているテキスト全て持参すると大荷物になるうえ、復習の的を絞れません。
🔻私が持参したテキストはこちらです🔻
【コロナ禍での試験会場到着】検温・消毒・マスクチェック
私は愛知県の大学で受検しました。
大学の入り口で消毒と検温、マスクを着用してるか確認をします。受検票に記載された受検番号を見て指定された教室までエレベーターに乗って向かいました。
到着時間が早すぎたため、まだ教室内に入ることができませんでした。受検生の8割ほどは私と同じように早めに来ており、廊下にずらっと並んで待機していました。
待機場所に対して待っている人数が多かったため距離をとるにも限界があり、少々密な状態でした。
待ち時間の間、お腹が空いてきたので朝ごはんを取ろうと思ったのですが、行儀が悪いと思い教室内で食べることにしました。この時点でお手洗いは済ませておきました。
トイレは試験開始直前・直後は混雑が予想されます。空いているうちにお手洗いは済ませておきましょう。
受検生の年齢層は幅広かったです。スーツを着た人、学生さん、ご年配の方、そして妊婦の方もいました。FP3級試験は基本的に受検資格がないため老若男女問わず受験しています。
🔻FP3級資格を老若男女問わず取るべき理由はこちら🔻
試験会場には時計はありませんでした。試験時間は十分にあるとはいえ、時間が把握できないと焦ります。忘れないように準備しておきましょう。
教室前方のホワイトボードに書かれている座席番号を見て着席します。教室に入った時点で朝食を食べるつもりでしたが、飲食できる雰囲気ではなかったため結局朝食を食べないまま試験を受けることに。
空腹すぎてヘロヘロになったので朝食は必ずとることを強くオススメします!
試験監督による試験の説明があります。
・試験時間・途中退出について
・机の上に置けるもの
・新型コロナ感染予防対策のための健康チェックシート
・本人確認について
・答案用紙の書き方、問題用紙について
学科の試験時間は120分です。試験開始から60分〜試験終了10分前まで退出可能です。
机の上に置けるものは以下の通りです。
机の上に置けるもの
・受験票
・本人確認書類
・筆記用具
・電卓
・ペットボトル飲料
(中身が見えるもの・炭酸不可)
・時計
・健康状況等自己申告書
飲み物は水筒を持参していたため、机の上に置けませんでした。試験会場内の空調により乾燥で咳が出る恐れがあるので飲み物はペットボトル飲料をオススメします。
新型コロナ感染予防対策の一環として自己申告健康チェックの用紙を記入しました。
内容は主に体調は悪くないか・周囲に新型コロナ感染者がいないか・外国に行ってないかなどです。詳しい内容は以下の通りです。
- 「健康状況等自己申告書」
- (ア)37.5 度以上の発熱がある
(イ)咳、のどの痛みなどの風邪の症状がある
(ウ)だるさ(倦怠感)、息苦しさがある
(エ)嗅覚や味覚の異常がある
(オ)身体が重く感じること、疲れやすいこと等がある
(カ)新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある
(キ)同居家族や身近な知人の感染が疑われる方がいる
(ク)過去 14 日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、
地域等への渡航又は当該国等の在住者との濃厚接触がある
(参照 日本FP協会 受検申請にあたってのご確認事項 )
※試験日前後2週間に新型コロナウイルスに感染、もしくは濃厚接触者と診断された場合、公的機関からの診断書の提出があれば受験料の返金があります。
机の通路側に受検票と本人確認書類、健康状況等自己申告書を並べて置きます。
前から順にスタッフの方が健康状況等自己申告書を回収しながらひとりひとりマスクを取って顔を見て本人確認を行いました。
きんざいの場合は写真表の提出
FP協会は本人確認書類がない場合のみ受検票に顔写真を貼ってで本人確認を行います
答案用紙に氏名と受験番号を記入します。FP協会試験での受検番号は下4桁が座席番号になっています。座席番号になっている下4桁の部分が未記入の人が多かったようです。FP協会受検生はは11桁全て記入しましょう。
きんざい試験では受検番号が書かれた座席に着席します。午前と午後の試験で受検番号が違うので注意が必要です。
【学科試験〜実技試験】消毒・換気時間は外で待機!
私が受検した試験会場では遅刻した人は2、3人くらいいました。欠席者も何人かいて、ちょうど私の前の席の人が欠席でした。
試験時間は十分にあるので慌てず落ち着いて丁寧に解いていきます。
見直しを2、3回しても十分に時間はありました。
・わからない問題などは印をつけて次の問題に進みあとで解き直す
・マークシートの記入漏れや回答のずれがないか確認する
・求められている答えが『適切』なものか『不適切』なものなのか確認する
・最初から最後までもう一度解き直す
試験開始60分経過し退出可能時間になったと同時に受検生の9割ぐらいが退出していました。
私は退出可能時間から10分後くらいに退出しました。
新型コロナ感染予防対策のため教室から退出したら外に出なければなりませんでした。試験会場で待機することはできず、施設内に設置されているテラスや休憩場は使用禁止でした。
途中退出した受検生はどこかのお店に行った人もいれば試験会場のエントランスの階段で待機している人もいました。私はエントランスの階段で待機し、テキストを見たり朝食べられなかったごはんを少し食べたりして過ごしました。
🔻使用したテキスト🔻
教室退出してから約1時間後、教室に入れるようになったので戻ってお昼ごはんを食べました。本当にお腹が空いていたのでおにぎりがめちゃくちゃおいしかったです。
(何度でも言いますが)試験の日は朝食をしっかりとり、空腹を紛らわすようなお菓子などを用意することを強くオススメします。
再び消毒と換気のため廊下に待機し、10分後に教室に入りました。
消毒や換気の時間は教室に入れません。待ち時間の過ごし方を考えておいた方がよさそうです。
午前の試験と同様、午後の部でも注意事項などの説明がありました。
実技試験の試験時間は60分で途中退出はできません。
学科ほど時間に余裕はありませんが見直しは十分にできました。
解答用紙は回収されますが問題用紙は持ち帰れます。帰宅してから自己採点をするためにも必ず持ち帰りましょう。
【試験終了〜帰宅後の過ごし方】自己採点で合否判定
ずらずらと受検生が答案用紙を試験監督に渡して退出していきます。
エレベーターは混雑するので階段で降りる人が多かったです。私も階段で降りましたが、7Fだったので降りている途中で少し目が回りました。
ちょっとおしゃれなお店に買い物して寄り道したかったのですが長時間拘束による疲労困憊でそんな余裕もなく直帰しました。
子どもたちを寝かしつけたあと、お金の寺子屋で回答速報を見て自己採点をしました。
自己採点ではみごと9割(学科55/60実技90/100)の得点で合格点!
6/30ネットで合格確認見事合格!
7月3日頃に合格通知書が届きしました。
FP3級受検者体験記紹介
FP3級受検生の体験談を知っておくことで試験に向けて心の準備ができます。
私の体験談のほかに参考になる記事を集めました。
ハリマコーFP3級独学ガイドーさん(Twitterはコチラ!)
ハリネズミさんのイラストがかわいいハリマコさんです。
FP3級を独学で頑張る受検生の全力でサポートをしてくれる有難いサイトです。
以下の記事ではご自身の実体験とともに他の受検生の体験記が掲載されています。
むらこたび。さん(Twitterはコチラ!)
あざらしさんやポケモンのイラストがとにかくクオリティ高くてかわいいです。
調剤事務管理士・FP3級の難しい知識をわかりやすく説明してくださってます。
以下の記事では実際に受検してみないとわからないような生の体験を読むことができます。
お金の寺子屋さん
とにかく無料でわかりやすいFP3級・2級のWebスクールです。
Youtube動画の学習講義には大変お世話になりました。
以下のページではお金の寺子屋さんを利用した受検生の体験記が掲載されています。
まとめ|試験当日の注意すべきポイント
今回は、私が実際に経験したFP3級試験の直前〜合格発表までの流れを紹介しました。
私がFP3級試験を受けてみて感じた注意すべきポイントは以下の通りです。
・前日ちゃんと寝ないと体力もたない
・朝食はちゃんと食べてから家を出よう
・飲み物は水筒ではなく水かお茶のペットボトル
・コロナ感染予防対策のため教室に待機できない
・試験時間は十分にあるので焦らず丁寧に解いていこう!見直しもする!
試験当日までに1日の流れを把握しておくことで落ち着いて試験に臨むことができます。
試験本番は緊張もするのでかなり疲れます。私の場合、空腹と待機時間が辛かったです。本来の実力を発揮するためにも体調を整え、心の準備をしっかりして試験に挑んでください。